ツール別 対応OS・アプリ

SuperwhisperはLinux非対応|Mac・iPhone・Androidの入口

SuperwhisperにLinux版のアプリはなく、公式が配っているのはMac・Windows・iPhone・Androidの4つです。Linux機で声から書きたいときの手立てと、Mac・iPhone・Androidそれぞれの入口、支払いの入口ごとに変わる条件まで整理しました。

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目次

休憩時間、給湯室でスマートフォンを開き、席に戻ったら仕事のLinux機に入れようとSuperwhisperの配布ページを見たものの、端末を選ぶ並びの中に自分のパソコン向けの入口が見当たりません。何度か並びを見直しても結果は同じで、楽になりそうだと思っていたぶんだけ気持ちが沈みます。その並びに何が入っていて、入っていない端末では何ができるのか。それが、この先の分かれ目になります。

SuperwhisperにLinux版のアプリはありません

SuperwhisperにLinux用のアプリはなく、公式が提供しているのはMac・Windows・iPhone・Androidの4つです(macOS・Windows・iOS・Android)。Linux機で声から書き起こしたいなら、作業する場所を対応端末へ移すか、Linuxで動く別の音声入力を選ぶことになります。

公式が設けている要望受付掲示板には「Linux対応」の項目が挙がっています。ただし対応するかどうかについて運営からの回答は確認できていないため、項目が挙がっていること自体を予定とは読めません。

答えは使う端末によって分かれます。Linux機をそのまま使い続けたいならLinux機で声から書き起こす手立てへ、Mac・iPhone・Androidのいずれかを使っているならMacとiPhoneとAndroidで使い始める入口へ進むと、必要な部分だけ確かめられます。

下の一覧では、それぞれの音声入力がどの端末に入口を用意しているかを並べています。並び順は表示するときに決まります。

Superwhisperの対応端末が限られる理由

Superwhisperは端末ごとに専用アプリを提供する形をとっているため、アプリが用意されていない端末では使えません。

音声を文字に変換する処理そのものは、端末の中だけで済ませる方式と、会社のサーバーへ送る方式のどちらかを選べます(ローカル処理とクラウド処理を選べる)。ただしどちらを選んでも、入力中の画面から声の入力を呼び出すアプリと、呼び出しを割り当てる「ショートカットキー」の登録は端末側に必要です。処理の場所を選べることと、その端末に入口があることは別の話なわけです。Linuxで使えない理由も端末の性能ではなく、アプリの配布先にLinuxが含まれていないことにあります。

端末の中で使うモデルについて、公式はMacの機種によって動き方が変わると説明しています。一方、ほかの端末での挙動については公式の説明が見当たらないため、同じように当てはめて考えることはできません。

入手経路も端末によって分かれます。パソコンは公式サイトからの配布、iPhoneとAndroidはそれぞれのアプリストアです。Linuxにはこのどちらの入口も用意されていません。声を送った先で音声がどう保管されるかは音声データの扱いで別に整理しています。

Linux機で声から書き起こす手立て

Linux機を使い続けるなら、書く場所を対応端末へ移すか、Linuxで動く音声入力を選びます。どちらに寄せるかの分かれ目は、同じ日本語の文章を毎日どれだけ書くか、書いた文章の置き場がLinux機の中に限られるかどうかです。

以前、使い慣れた端末のまま同じアプリを入れたくて、Linux機から配布ページを開いたことがあります。端末を選ぶ一覧を何度も開き直し、ページの下まで探しても入口が無いと分かるまでに、午後の時間がまるごと溶けました。実は順番が逆で、先に入口の有無を確かめてから、どの端末で書くかを決めるほうが早く済みます。いまは新しい音声入力を見つけたら、料金より先に対応端末の並びを開くようにしています。

音声入力ラボ編集部に届く相談でも、Linux機で開発している人がつまずくのは機能の良し悪しより「書く場所をどこに置くか」の一点です。

手持ちのMacかWindows機に寄せる

公式が配っている端末が手元にあるなら、そこへ書く場所を移すのがいちばんの近道になります。Linux機で作業を続けながら、声で下書きする日本語の文章だけをMacやWindows機で作り、共有の置き場を通して戻す形です。Windows機に入れるときに詰まりやすい点はWindows版の入れ方で、呼び出しの設定と使うモデルの選び方は設定とモデルの決め方で扱っています。端末をまたぐ分だけ行き来の手間は増えるため、毎日まとまった量を書く人には合いますが、たまに使う程度なら次の手立てのほうが軽く済みます。

Linuxで動く音声入力を選ぶ

Linuxのまま使うなら、Linux向けに提供されている音声入力を選ぶことになります。見比べる軸は、日本語を文字に変える処理をどこで行うか、どの画面からでも呼び出せるか、そして書き起こした文章がどこに残るかです。候補の名前と料金はこの段落では決めず、Linuxでも使える音声入力を条件で見比べるの一覧から条件で絞り込めます。社内の端末に入れる場合は、音声の送り先がどこになるかを先に総務やシステムの担当へ確認しておくと、あとで入れ直さずに済みます。

仮想環境で使う前に確かめること

Linux機の中にWindowsの環境を作って使えるかどうかは、公式の動作条件に記載がなく、確認できていません。試すなら確認する点は2か所あります。話しかけた声が元のLinux側のマイクに拾われたままになっていないか、呼び出しに使うキーがLinux側の操作に先に取られていないかです。どちらも試し書きの画面を開いて、短い日本語を一度話してみれば画面上で分かります。個人の記録が見つかっても、更新のたびに同じ状態が続く保証はないので、仕事で使う端末では避けるほうが安全です。

無料の範囲は同じで払い方は端末で変わります

無料で試せる範囲はどの端末でも同じで、変わるのは支払いの入口です。

アカウントを作ると、有料の機能を決められた語数の範囲まで試せます(期間制ではなく語数制のPro機能お試し(3,000語まで無料)。購入から30日以内は無条件返金保証も別途あり)。その語数を使い切ったあとも、無料のまま残る機能があります(無料プランあり。オフラインWhisperモデルは無制限利用可、カスタム語彙・置換機能あり。Pro機能は3,000語まで無料お試し後、無料プラン機能は永続利用可)。支払いは月ごとと年ごとから選べて、年払いにした場合の1か月あたりは $7.08 です。月ごとに払うときの金額は申し込む画面に表示されるので、そこで確かめるのが確実です。学生と教職員の割引は自動で付くわけではなく、申請が要ります(認定学生・教職員・教育機関は定価から40%オフ(非営利団体も同率)。購入前にsupport@superwhisper.comへ学校/組織メールで申請)。使う端末が増えても追加の支払いが発生しない、買い切りプランも用意されています($249.99(買い切り、一度のみ)。追加課金なしで無制限デバイスに適用)。

支払いの入口は端末によって分かれます。公式サイトから払う場合と、iPhoneやAndroidのアプリストア経由で払う場合とで金額が変わると公式が説明しています(Web直販(推奨・最安)はStripe/Lemon Squeezy経由の請求管理ポータル、iOS App Store、Google Play。App Store/Google Play経由はプラットフォーム手数料分だけ割高になると明記)。解約の手順や返金の条件、領収書やインボイスの出し方も入口ごとに違います。あとで止めるときに窓口が分からず困りやすいところなので、支払う前にどちらから入ったかを控えておいてくださいね。プランの読み比べは料金と解約の条件にまとめています。

使える端末がLinux機しかない場合は、試す場所を先に用意しないまま登録すると、無料で使える語数だけが減っていきます。まずは対応端末でいつもの日本語を話してみて、続けるかどうかはそのあとに決めるのがおすすめです。

MacとiPhoneとAndroidで使い始める入口

パソコンは公式サイト、スマートフォンはそれぞれのアプリストアが入口です。

入口が分かれるのは配り方の違いで、入れたあとにやることは端末が違っても似ています。マイクの許可を出し、呼び出しキーを決めて、いつも書いている日本語を一度話してみるという流れです。画面ごとの設定項目とモデルの選び方は設定とモデルの決め方にまとめています。入れた直後に済ませておく設定から先に片づけると、話し始めるまでの時間も短くて済みます。

Macは公式サイトから入れる

Mac版は公式サイトのダウンロードページからインストールできます(https://superwhisper.com)。インストール後にやることは、まずマイクと画面の読み取りを許可する設定を済ませ、どの画面からでも呼び出せるキーを自分の手に馴染むものへ変え、普段いちばん多く書いている日本語の文をそのまま話して手直しの手間がどれだけ残るかを見ることです。端末の中で使うモデルは、Macの機種によって動作が変わると公式が説明しています。日本語の読み取り設定については、日本語の設定で扱っています。

iPhoneはApp Storeのアプリを使う

iPhone版はApp Storeのアプリが入口です。インストール直後は、マイクの使用を許可し、文字入力画面で使う「キーボード」の切り替え先にSuperwhisperを追加するところまで進めます。パソコン側と同じアカウントで使うため、先にパソコンで話し方のくせを見てからスマートフォンへ広げる順のほうが設定で迷いにくいです。アプリストア経由と公式サイトからの支払いでは金額が変わると公式が説明しているため、金額差の扱いは無料の範囲は同じで払い方は端末で変わりますで確かめられます。

AndroidはGoogle Play経由で入れる

Android版はGoogle Playのアプリから導入でき、公式が案内している対応端末にもAndroidが含まれています(macOS・Windows・iOS・Android)。入れた直後に確認したいのは、文字を入力する画面からアプリを呼び出せるか、声を拾うマイクの許可が通っているか、書き起こした日本語を仕事で使う置き場へそのまま送れるかの3点です。とはいえiPhone版との機能差については公式の説明が見当たらないため、使いたい機能が揃っているかは自分の画面で1つずつ開いて確かめます。

Linuxでも使える音声入力を条件で見比べる

一覧を見る順番は決まっています。まずは自分の端末に入口があるか、次に日本語を文字に変える処理をどこで行うか、そして最後に書き起こした文章がどこに残るかです。この順で絞り込んでいくと、端末の条件で落ちる候補が先に消えるため、料金を見比べる相手は数えるほどに減ります。

おすすめ上位3件

日本語精度と料金のバランスが良い3ツールを厳選して紹介します。

  1. 1Aqua Voice

    • 日本語精度97.3%
    • 月額月$8円〜
    • 対応OSMac・Windows・iPhone
    • 無料プランあり
    無料で試す
  2. 2Typeless

    • 月額月$12円〜
    • 対応OSmacOS・Windows・iOS・Android
    • 無料プランあり
    無料で試す
  3. 3Superwhisper

    • 月額月$7.08円〜
    • 対応OSmacOS・Windows・iOS・Android
    公式サイトを見る

全ツールの詳細比較

料金だけでなく対応OSや処理方式も確認して、自分の使い方に合ったツールを選びましょう。

ツール使える端末音声を処理する場所書き起こしの残り方
Aqua Voice無料で試すMac・Windows・iPhoneクラウド処理既定(Privacy Mode OFF)ではモデル改善のため書き起こしテキストを保持。Privacy ModeをONにすると『サーバーに一切保存しない』。設定に関わらずセッションメタデータ(タイムスタンプ・デバイス種別・パフォーマンス指標)は収集される。Businessプランは有償オプションでZero Data Retentionを提供
Typeless無料で試すmacOS・Windows・iOS・Androidクラウド処理音声は保存されない。クラウドサーバーでリアルタイム処理し、結果返却後に即時破棄。書き起こしデータはモデル学習に不使用(自社・第三者とも)。外部AIプロバイダともzero retention契約。クラウド同期履歴(History)はONの場合のみテキスト保存、OFFにするとクラウドから削除
Superwhisper公式サイトを見るmacOS・Windows・iOS・Androidローカル処理とクラウド処理を選べるプライバシーポリシー本文(2024-06-19付)は『データはAIモデル学習等に不使用』『サーバーに保持されない、ローカル端末のみに保存』と明記。ただし現行トップページは『offline and cloud transcription』とクラウド文字起こしモデルの提供も明記しており、ローカル処理限定の記述と矛盾する可能性がある(ポリシー更新日が2年以上前のため、クラウド機能追加後に未更新の疑い)
VoiceOS公式サイトを見るMac・Windows—音声はサーバーに保存されず、モデル学習にも不使用。設定で『この端末に書き起こしのみ保存』『クラウドに音声を保存しない』『AIモデル学習に自分のdictationを使わせない』を選択可能。デフォルトでは処理直後に即削除(改善への利用は任意オプトイン時のみ保存)。Enterpriseはzero data retentionを明記
Wispr Flow公式サイトを見るMac・Windows・iPhone・Android—データは販売されない。設定(Settings > Data and Privacy)でFlow改善への利用可否を選択可能。会議音声(Notetaker機能)は端末/クラウドに一時的に暗号化保存され、設定に応じて自動削除。外部AIプロバイダ経由のデータは概ね30日以内に削除。SOC 2 Type II・HIPAA・ISO 27001認証

ツール選びのポイント

日本語精度・料金・対応OSに加えて、無料プランで試せる範囲も確認してから選びましょう。

Superwhisper自体をもう少し広く知ってから決めたいならSuperwhisperの全体像へ、プランごとの条件を並べて読みたいなら料金と解約の条件へ進めます。

Linux機で書く人にSuperwhisperが向く場面

Linux機で開発を進めながら、報告や返信の日本語を別の端末で書く人には合います。判断の手がかりは、その週にいちばん時間を取られたのがコードだったか、日本語の文章だったかという振り返りです。日本語のほうに寄っていたなら、端末を分ける手間よりも、話して下書きを作る速さのほうが返ってきます。

合わないのは、Linux機の中だけで作業を完結させたい場合と、共有の置き場を通せない端末を使っている場合です。書いた文章を戻す道が塞がっていると、別の端末で作った下書きが行き場を失ってしまいます。

以前、Linux機とMacを机に並べたまま、どちらで日本語を書くかを決めずに使い始めたことがあります。端末を分けるのが面倒で、その場にあるほうで書いていたところ、同じ報告の続きが両方の端末に分かれて残ってしまい、あとで突き合わせる手間が増えました。だから、声で書く文章の置き場は、使い始める前に1か所へ決めるようにしています。

音声入力ラボ編集部の見立てを1つ挙げておきます。話した言葉をAIに整えさせてから受け取りたいならSuperwhisper、話した通りの日本語をできるだけそのまま残したいなら、編集部が日常で使っているAqua Voice(アクアボイス)が合います。

Linux非対応と分かったあとに残る疑問

Linux版が無いと分かったあとに残る問いは、予定の有無や、端末をまたいだときの扱いに集まりがちです。公式の記載があるものはそのまま答え、説明が見当たらないものは確かめようがない点をはっきりさせたうえで、自分の画面で判断する道筋を添えます。掲示板の書き込みや個人の記録は、公式の予定とは別ものとして扱います。

Linux版の予定は公表されていますか

公表されているかは確認できていません。公式が配っている端末の一覧にLinuxは入っておらず、要望受付の掲示板に「Linux対応」の項目こそ挙がっているものの、対応するかどうかについての運営の回答は見当たりません。掲示板の項目は利用者からの要望であり、予定とは別ものです。待つ前提で空けておくより、いま使える端末で下書きを作る形に寄せるほうが仕事は止まりません。

UbuntuでWindows版は動きますか

動くかどうかは確認できていません。公式の動作条件にLinux上でWindows版を使う場合の記載がなく、動作を確かめた記録も見当たらないためです。試す際に何を確認すべきかはLinux機で声から書き起こす手立てで確認できます。仕事で使う端末では避け、書く場所を対応端末へ移すほうが手戻りを防げます。

iPhoneとAndroidで機能は同じですか

同じかどうかは確認できていません。公式から両方の端末向けにアプリが配信されているものの、機能の差についての説明は見当たりません。それぞれのアプリストアの説明で使いたい機能の名前を探し、無料で使える語数の範囲内で自分の画面を開いてみれば、足りない機能があればその場で分かります。

1つの支払いで何台まで使えますか

買い切りは、使う端末が増えても追加の支払いが発生しない仕組みです($249.99(買い切り、一度のみ)。追加課金なしで無制限デバイスに適用)。月ごとや年ごとに支払うプランで同時に使える端末数については、公式の記載を確認できていません。パソコンとスマートフォンの両方を使う予定なら、支払う前に料金と解約の条件でプランの条件を見ておくと、台数で詰まったときの戻し方まで分かります。

Linuxは別の音声入力、ほかの端末は公式アプリ

Linux向けのアプリは提供されていないため、Linux機を使い続けるなら書く場所を対応端末へ移すか、Linuxで動く音声入力を選ぶことになります。対応端末の入口は、パソコンなら公式サイト、スマートフォンならそれぞれのアプリストアで、同じアカウントのまま行き来できます。支払いは入口によって金額が変わるため、どこから払うかを決めてから登録すれば、あとで入れ直す手間がかかりません。まずは無料で使える語数が残っているうちに、いつも書いている日本語を一度そのまま話してみてくださいね。端末を分ける手間に見合うかどうかが、その場でわかります。

この記事の執筆者

音声入力ラボ編集部

「日本語だと精度が落ちるのでは」——検索でここへ来る人の多くがそこで足を止めています。音声入力ラボ編集部は、同じ日本語原稿を複数のツールに読み上げさせ、誤変換の数を数えるところから記事を作っています。感想や評判ではなく、検証日を明記した数字で比較することを編集方針にしています。

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対応している端末・無料で使える語数・支払いの経路・書き起こしの残り方は、2026-09-16に公式サイトの表示で確認した内容です。対応する端末やプランの条件はアプリの更新で変わることがあるので、支払う前に公式サイトの最新の表示を確かめてください。