ツール別 比較

Superwhisper vs VoiceOSを比較|ネットなしで使うか操作まで任せるか

Superwhisper(スーパーウィスパー)とVoiceOS(ボイスオーエス)の違いを、ネットに繋がっていない場所で動くか、声でアプリの操作まで任せられるか、無料で試す入口、払い方の順で比べます。持ち切るか毎月払うかでも選び分けられます。

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目次

朝の電車で、翌日の段取りを音声入力で吹き込んでいました。会社に着くまでに頭の中を空にしてしまいたかったのです。ところが地下に入った途端、画面の文字入力がぴたりと止まりました。話した言葉はどこにも残っておらず、駅のホームで同じ内容を打ち直しながら、我ながら少し情けない気持ちになりました。その夜に検索窓へ「Superwhisper vs VoiceOS」と打ち込んで調べ直し、いまは道具を選ぶ前に自分の移動経路を思い出すようにしています。

「ネットなし」で使うか「操作」まで任せるかで選ぶ

オフラインでも音声入力を使いたい場合や、買い切りで長く使い続けたいならSuperwhisper(スーパーウィスパー)が適しています。一方で、声だけでアプリの操作まで完結させたいならVoiceOS(ボイスオーエス)が向いています。2つを分けているのは、使う場所と、声に任せる範囲と、払い方です。

機能の一覧を見比べても決め手が出てこない、という迷い方はよくあります。そんなときは、機能の数を数えるより先に「音声入力をどこで使うか」を決めるのがおすすめです。Superwhisperは、音声を端末内で処理するかクラウドで処理するかを選べます(ローカル処理とクラウド処理を選べる)。VoiceOSは、音声をテキスト化するモードと、声でアプリを操作するモードを切り替えて使います。

払い方も選択の分かれ目になります。Superwhisperには一度の支払いで使い続けられる買い切りプランがあり($249.99(買い切り、一度のみ)。追加課金なしで無制限デバイスに適用)、VoiceOSにその形は用意されていません(提供なし(買い切り・ライフタイムプランへの言及はpricingページ含め全確認ページで見当たらず。Enterpriseも要問い合わせ制で買い切りではない))。ただ、金額は改定されることもあるので、申し込みの画面に出ている表示で最後に確かめておくと安心です。

対応OSも異なります。Superwhisperは macOS・Windows・iOS・Android、VoiceOSは Mac・Windows で利用できるため、スマートフォンでも声で入力したいかどうかが分かれ目になります。見る順番は見る順はネット環境、任せる範囲、払い方に整理しました。

「どちらが高性能か」を先に知りたいかもしれませんが、単純な優劣は決められません。どちらの開発元も生産性や精度を公表しているものの、同一の条件で測定したデータではないため、ここでは順位付けを控えています。

開発元は SuperUltra, Inc. と WakoAI Inc.(所在地: 35 Buckelew Street, Sausalito, California 94965, United States) で、いずれも米国の企業です。表示される通貨や税の扱いは無料で試す入口は語数とカードで分かれるで触れます。

ほかの候補も含めて幅広く見比べたいときは、下の一覧から利用環境や支払い方法で絞り込めます。並びは一覧を組み立てるときに決まります。

「端末の中で処理」か「声で操作」かで仕組みはどう違う?

Superwhisperは音声の処理場所を自分で選べる設計で、VoiceOSは文字起こしモードと操作モードを切り替える設計です。作りが違うので、比べる物差しも1本には絞れません。

Superwhisperは ローカル処理とクラウド処理を選べる のとおり、端末内だけで完結させる方法とクラウドへ送る方法の両方に対応しています。設定画面には「ローカルモデル」と「クラウドモデル」が並んでおり、公式ページでは端末内処理に適した機種の条件まで案内されています。

ここで見落としやすいのが、オフラインで動くのはローカルモデルを選んだときだけという点です。クラウドモデルのままだと、電波の届かない場所に入った時点で文字起こしが止まります。

音声や書き起こしデータの保持については、プライバシーポリシー本文(2024-06-19付)は『データはAIモデル学習等に不使用』『サーバーに保持されない、ローカル端末のみに保存』と明記。ただし現行トップページは『offline and cloud transcription』とクラウド文字起こしモデルの提供も明記しており、ローカル処理限定の記述と矛盾する可能性がある(ポリシー更新日が2年以上前のため、クラウド機能追加後に未更新の疑い) に記載があります。ただ、公式のプライバシー説明は更新日が古く、現行のトップページではクラウドによる文字起こしも掲げられています。どちらが現在の提供内容かは、設定画面と公式サイトの最新表示で確かめるのが確実です。音声の置き場をもっと詳しく知りたいときは、Superwhisperの音声の扱いをご覧ください。

VoiceOSは、モードごとに利用できる回数が分かれています(新規登録では選べない(新規は7日間Proトライアルから開始し、解約後の降格先が無料枠)。無料枠の内容: Dictation 100セッション/週、Agent Mode 25セッション/週(毎週月曜リセット))。「文字起こしモード」と声でアプリを操作する「エージェントモード」が別々のカウントで管理されている設計が、ここからも読み取れます。

音声データの扱いについては、音声はサーバーに保存されず、モデル学習にも不使用。設定で『この端末に書き起こしのみ保存』『クラウドに音声を保存しない』『AIモデル学習に自分のdictationを使わせない』を選択可能。デフォルトでは処理直後に即削除(改善への利用は任意オプトイン時のみ保存)。Enterpriseはzero data retentionを明記 のとおり「保存しない」設定を自分で選べると公式が説明しています。とはいえ文字起こしの計算を端末で行うのかクラウドで行うのかは公式に書かれていません(公式サイトに記載なし)。「保存しない」という説明を「端末内で処理している」と読み替えてしまうと、社内へ持ち込んだあとに事実と食い違うおそれがあります。

実際の使い心地は別記事にまとめました。処理場所を切り替える感覚を知りたいならSuperwhisperを使ってみた話、操作まで声で任せる体験を知りたいならVoiceOSを使ってみた話をご覧ください。

無料で試すなら「語数制限」と「カードの有無」で選ぶ

Superwhisperはカードを登録せずに語数の範囲で試せますが、VoiceOSは登録時にカード情報の入力が必要で、七日間の無料トライアルから始まります。

Superwhisperは 期間制ではなく語数制のPro機能お試し(3,000語まで無料)。購入から30日以内は無条件返金保証も別途あり のとおり、使った語数でお試しの範囲が決まります。語数を使い切ったあとも、無料で使い続けられる機能が残ります(無料プランあり。オフラインWhisperモデルは無制限利用可、カスタム語彙・置換機能あり。Pro機能は3,000語まで無料お試し後、無料プラン機能は永続利用可)。

VoiceOSは 7日間の無料トライアル(Pro機能フルアクセス)。チェックアウト時にカード登録必須、トライアル終了前ならいつでも解約可。1メールアドレスにつき1回。トライアル終了後は選択した課金サイクルで自動課金開始 のとおり、お試しの段階でカードの登録が必要です。無料枠は解約後の移行先として用意されていると公式から説明されています(新規登録では選べない(新規は7日間Proトライアルから開始し、解約後の降格先が無料枠)。無料枠の内容: Dictation 100セッション/週、Agent Mode 25セッション/週(毎週月曜リセット))。

カードを出さずに試したい場面では、VoiceOSの入口は合いません。払ったあとに合わなかったときの手順や返金の条件は、Web/Apple/Lemon Squeezyそれぞれの請求管理ポータルから解約。更新日前に解約すれば次回更新なし。購入から30日以内は無条件返金(返金ポリシー本文では購入レシートの提示を求める記述もあり) と 設定内のBillingから解約。既払い期間の終了まではPro機能を継続利用可能。解約後は無料枠(Dictation 100/週・Agent Mode 25/週、毎週月曜リセット)へ自動移行 の案内に沿って進めます。

詳しい金額や解約画面の手順は、Superwhisperの料金とVoiceOSの料金にまとめています。

「無料で使える量」はどう比べる?数え方の違いを知る

無料で使える範囲は基準が揃っていないため、数字の多さや少なさでは比べられません。Superwhisperは語数で区切られており、上限を使い切ったあとも端末内で動くモデルなら無料のまま使い続けられます(無料プランあり。オフラインWhisperモデルは無制限利用可、カスタム語彙・置換機能あり。Pro機能は3,000語まで無料お試し後、無料プラン機能は永続利用可)。

VoiceOSは週あたりの回数で区切られており、文字起こしと操作が別々に数えられます(新規登録では選べない(新規は7日間Proトライアルから開始し、解約後の降格先が無料枠)。無料枠の内容: Dictation 100セッション/週、Agent Mode 25セッション/週(毎週月曜リセット))。語数と回数では単位が違うので、並べてもどちらが多いかは出てきません。

数字で比べられないぶん、自分の用事に当てはめて試すのがいちばん早いです。週の初めに一番長い打ち合わせのメモを声で入れてみて、週の終わりに残量が足りているかを見ます。足りない週が続くようなら、無料の範囲には収まらない使い方だと分かります。

VoiceOSにおける1回の入力の定義は、公式には書かれていません。試す週にどの用事を声で入れるか迷うなら、先に設定画面の表示で数え方を見ておくと決めやすくなります。数え方の案内はVoiceOSの払い方にもあります。

「年払い・買い切り・学割」の条件は選択肢の数で比べる

年払いで比較すると、月あたりの料金はSuperwhisperのほうが安くなります($7.08 と $11.99 はどちらも年払い前提の月あたりです)。分かれ目は金額より、払い方の選択肢の数です。

Superwhisperは月払い・年払い・買い切りから選べます(Free/Pro(Monthly・Annual)/Lifetime/Enterprise(要問い合わせ) $249.99(買い切り、一度のみ)。追加課金なしで無制限デバイスに適用)。一方のVoiceOSは、公式サイトに年払いの月あたり料金のみが掲載されており、月払いの金額は地域によって異なるため明記されていません(Pro $11.99/月(年払い時の月額表示)。年間合計額の明示なし(月額×12の計算値で約$143.88/年)。年払いは月払いより60%オフと明記)。

学割はどちらにも案内がありますが、割引の幅や継続の条件が異なります(認定学生・教職員・教育機関は定価から40%オフ(非営利団体も同率)。購入前にsupport@superwhisper.comへ学校/組織メールで申請 学生は50%オフ(在学中のみ有効、年1回の在籍再確認あり)。別枠でBuilders(VoiceOS連携を自作する開発者)も50%オフ申請可)。支払い経路については、Superwhisperが公式サイトとアプリストアで料金に差が出ると説明している一方(Web直販(推奨・最安)はStripe/Lemon Squeezy経由の請求管理ポータル、iOS App Store、Google Play。App Store/Google Play経由はプラットフォーム手数料分だけ割高になると明記)、VoiceOSには記載がありません(公式サイトに記載なし)。

領収書やインボイスの発行については、どちらの公式サイトにも記載がありません。プランごとの詳しい金額や月払いでの見え方は、Superwhisperのプランと買い切りにまとめました。

迷わず選ぶなら「ネット環境・任せる範囲・払い方」の順

「使う場所の電波」「声に任せる範囲」「払い方」の順に見ると、迷わず候補を1つに絞り込めます。決め手になるのは、どの順で見るかです。

  • 「使う場所の電波」: あなたが声で入力したい時間に、電波が切れる区間が入るか
  • 「声に任せる範囲」: 文字にするところまでか、送信や検索まで任せるのか
  • 「払い方」: 一度で払い切るのか、毎月払いながら様子を見るのか

移動中に報告の下書きを声で済ませてしまいたくて、席に着いてすぐアプリを立ち上げた日がありました。ところがクラウド側のモデルを選んだまま電波の切れる区間に入ってしまい、話した分がどこにも文字として残らず、駅に降りてから手で打ち直すことになりました。

それからは、声で入力する場所を先に決めて、処理の置き場をそれに合わせています。処理の場所を選べる作りでも、クラウド側のままなら電波のない区間では止まります。

ネットに繋がらない場所で使うかは「電波の有無」で決める

電波が届かない場所でも声で入力したいなら、ここでどちらを選ぶかが決まります。まず思い出してほしいのは、あなたが使いたい場所に電波の入らない時間があるかどうかです。

Superwhisperは ローカル処理とクラウド処理を選べる のとおり処理の場所を選べるため、端末内で処理する設定にすれば、ネットに繋がっていない状態でも使えます。一方のVoiceOSは 公式サイトに記載なし について公式の記載がなく、繋がっていない状態で動くとは言えません。公式が説明しているのも、音声を保存しないという点にとどまります。

見る軸は、処理する場所を自分で選べるかどうかです。机の前でしか使わないなら、この軸では差が出ないので、次の軸へ進みます。

社内規定でクラウドに音声を出せないなら、電波の有無より、規定で許される処理場所を先に確かめます。日本語がどう出力されるかはSuperwhisperの日本語で解説しています。

声に任せる範囲は「文字入力だけ」か「アプリ操作まで」か

次の分かれ目は、声で済ませたいのが「文字の入力」までか、「アプリの操作」までかです。どちらでもよさそうに感じるなら、入力だけでよいのか、送信や検索まで含むのかを一度書き出してみてください。

Superwhisperは話した言葉を文字にして入力する道具、VoiceOSは文字起こしと操作の各モードを切り替えられる道具です。選ぶ基準は、任せた結果を自分で見直す余地を手元に残したいかどうかです。

操作まで任せれば手数は減ります。ただ、実行の結果を見直す手間が後回しになりやすく、気づくのも遅れます。書いた文章をそのまま社外へ送るなら、送信の前に確認を挟めるほうが安心です。モードの切り替えはVoiceOSの使い方にまとめました。

使うのが決まった定型文だけなら、任せる範囲の広さでは候補が絞れません。その場合は、あらかじめ登録できる単語やフレーズの扱いやすさを先に見てみてくださいね。

「払い切る」か「毎月払う」かは使う期間の長さで選ぶ

2つのツールでは、用意されている料金プランの選択肢が異なります。ここで効いてくるのは、使う期間をあらかじめ決めているのか、様子を見ながら使いたいのかという点です。

Superwhisperには買い切りプランがあり、台数の制限なく利用できると公式が説明しています($249.99(買い切り、一度のみ)。追加課金なしで無制限デバイスに適用)。一方のVoiceOSには買い切りプランがなく、公式サイト上でも提供されていないことが確認されています(提供なし(買い切り・ライフタイムプランへの言及はpricingページ含め全確認ページで見当たらず。Enterpriseも要問い合わせ制で買い切りではない))。払うのを止めたあともアプリを使い続けられる状態にしておきたいかどうかが、大きな分かれ目になります。

使う期間が数か月と決まっているなら、買い切りでは元が取れません。月払いで始めたいなら、VoiceOSの料金は公式サイトの通常ページに出ていないため、申し込み画面で実際の金額を見る必要があります。

経費で精算する前提なら、プランより先に領収書の発行形式を確かめておきましょう。買い切りと月払いの比較や内訳は、Superwhisperの料金の内訳にまとめています。

SuperwhisperとVoiceOSは利用条件で選ぶ

下の表は、あなたの条件に当てはまる側を見つけるためのものです。これは優劣の表ではなく、条件で絞る表です。

並べる軸に、精度や速さ、無料で使える量は使っていません。同じ条件で測定した数値が両社から公開されておらず、無料で使える量も単位が揃わないためです。

条件を当てはめる順番は、見る順はネット環境、任せる範囲、払い方と同じです。電波の有無、任せる範囲、払い方の順に見ていくと、途中でどちらかに決まります。

表に入りきらない条件もあります。社内規定については繋がらない場所で使うかを先に見るで、経費の通し方については払い切るか毎月払うかで分かれるでそれぞれ解説しています。

この2つ以外の組み合わせを見たいときは、Aqua Voiceを含めた比べ方と人数ぶんで入れる道具との比べ方をご覧ください。

おすすめ上位3件

日本語精度と料金のバランスが良い3ツールを厳選して紹介します。

  1. 1Aqua Voice

    • 日本語精度97.3%
    • 月額月$8円〜
    • 対応OSMac・Windows・iPhone・Android
    • 無料プランあり
    無料で試す
  2. 2Typeless

    • 月額月$12円〜
    • 対応OSmacOS・Windows・iOS・Android
    • 無料プランあり
    無料で試す
  3. 3Superwhisper

    • 月額月$7.08円〜
    • 対応OSmacOS・Windows・iOS・Android
    公式サイトを見る

全ツールの詳細比較

料金だけでなく対応OSや処理方式も確認して、自分の使い方に合ったツールを選びましょう。

ツール処理する場所使える端末無料で試す入口払い方の選択肢
Aqua Voice無料で試すクラウド処理Mac・Windows・iPhone・Android有料プラン専用の無料トライアルはなし。無料枠(1,000語、カード登録不要)自体が実質トライアル—
Typeless無料で試すクラウド処理macOS・Windows・iOS・Android——
Superwhisper公式サイトを見るローカル処理とクラウド処理を選べるmacOS・Windows・iOS・Android期間制ではなく語数制のPro機能お試し(3,000語まで無料)。購入から30日以内は無条件返金保証も別途あり$249.99(買い切り、一度のみ)。追加課金なしで無制限デバイスに適用
VoiceOS公式サイトを見る—Mac・Windows7日間の無料トライアル(Pro機能フルアクセス)。チェックアウト時にカード登録必須、トライアル終了前ならいつでも解約可。1メールアドレスにつき1回。トライアル終了後は選択した課金サイクルで自動課金開始提供なし(買い切り・ライフタイムプランへの言及はpricingページ含め全確認ページで見当たらず。Enterpriseも要問い合わせ制で買い切りではない)
Wispr Flow公式サイトを見る—Mac・Windows・iPhone・Android有料プランの期限付き無料トライアルはなし。無料プラン(週2,000語、クレカ不要)自体が期間制限のない形で提供されている提供なし(サブスクリプション制のみ)

ツール選びのポイント

日本語精度・料金・対応OSに加えて、無料プランで試せる範囲も確認してから選びましょう。

「持ち切る」か「操作まで任せる」か?編集部はどう選ぶ

一度の支払いでアプリを手に入れたいならSuperwhisper、声でアプリの操作まで任せたいならVoiceOS、話した通りに文字を残したいなら編集部が日常で使っているAqua Voice(アクアボイス)が候補に入ります。推す理由は毎日使っていることで、精度の順位ではありません。

毎月の引き落としを少しでも減らしたくて、買い切り(一度払って所有する形)を選んだことがあります。ところが半年ほど経って声でメールを送るところまで任せたくなったとき、買い切ったアプリにその機能はありませんでした。編集部で音声入力の道具を順番に試して記事にしていると、「安いほうを買ったのに結局もう一つ契約した」という同じ回り道をよく聞きます。それからは役割を分けて併用する形に切り替えました。

一度で支払う形を選ぶ前に、先々までアプリに任せたいことを整理しておくと、同じ回り道を避けられます。操作まで任せる使い方は、送る前に見直す癖がない場面では手戻りを増やします。送信の直前だけでも自分の目を通せるなら、任せる範囲を広げても手戻りは小さく済みます。

用途で使い分けるなら、1つに決める必要はありません。文字を残す役割と操作を任せる役割を分ける使い方は、Aqua VoiceとVoiceOSを比べるでも扱っています。

申し込む前につまずきやすい「買い切りと声の操作」の疑問

本文で触れていない疑問のうち、申し込みの前につまずきやすいところを整理しました。公式に答えが見当たらない問いは、確かめ方そのものを答えにしています。

確かめられた条件と、公式に載っていない条件は、社内へ伝えるときに分けておくと安全です。どこまでが公式の説明で、どこからが自分で確かめに行く範囲なのかが分かるようにまとめました。

「VoiceOS」に買い切りプランの用意はありますか?

買い切りプランはありません。公式の料金ページに掲載されているのは無料枠・Pro・問い合わせのみで、買い切りの案内はどのページにも見当たりません(提供なし(買い切り・ライフタイムプランへの言及はpricingページ含め全確認ページで見当たらず。Enterpriseも要問い合わせ制で買い切りではない) Free(新規登録不可・解約後の降格先のみ)/Pro/Enterprise(要問い合わせ))。一度の支払いで使い続けられるプランをお探しなら、Superwhisper側に案内があります($249.99(買い切り、一度のみ)。追加課金なしで無制限デバイスに適用)。

ネット環境がない場所でも問題なく使えるのはどちらですか?

端末内で処理する設定を選んだSuperwhisperです。公式では端末内で処理する方法とクラウドに送る方法の両方が案内されていますが(ローカル処理とクラウド処理を選べる)、VoiceOSは処理場所そのものが公式に記載されていません(公式サイトに記載なし)。端末内で処理する場合は推奨される機種の条件が公式に示されているため、入れる前に手元の機種を確かめておきましょう。

「スマートフォン」でも声で入力できるのはどちらですか?

スマートフォンに対応しているのはSuperwhisperです。macOS・Windows・iOS・Android にはiPhoneとAndroidが含まれています。一方、Mac・Windows はパソコン向けで、公式サイトのトップにWindowsの表記はあるものの、ダウンロードの導線はMac版しかありません。Windowsで使う予定なら、事前に入手経路を確かめておきましょう。

日本語の音声入力で「誤変換」が少ないのはどちらですか?

両社から同一条件で測定されたデータが公表されていないため、どちらが少ないとは一概に言えません。各社が公式に説明している数字は測定方法が異なり、横並びで比較できないためです。日本語の認識精度は、話す速さや固有名詞の多さ、周囲の音でも変わります。両方を試せる機会があるうちに、同じ原稿を読み込ませて手元で比べてみるのがおすすめです。

「ネットの有無」と「任せる範囲」で自分に合うツールを選ぶ

電波が届かない場所でも声で入力したい場合や、一度払って持ち続けたいならSuperwhisper。声でアプリの操作まで任せたいならVoiceOSが適しています。分かれ目は、使う場所と任せる範囲と払い方の3つに畳めます。

電波の有無、任せる範囲、払い方の順に見ていけば、候補は1つに絞り込めます。一度払って持ち続ける形があるのはSuperwhisperの側だけです。

精度の順位は付けていません。料金や対応端末は告知なく変わることがあるので、申し込み画面と公式サイトの表示で最後に確かめてくださいね。実際の使い心地はSuperwhisperの使用記とVoiceOSの使用記にまとめています。

ほかのツールまで選択肢を広げて探したいときは、下の一覧から候補を確認できます。表示される順番は画面を描画する際に決まります。

この記事の執筆者

音声入力ラボ編集部

「日本語だと精度が落ちるのでは」——検索でここへ来る人の多くがそこで足を止めています。音声入力ラボ編集部は、同じ日本語原稿を複数のツールに読み上げさせ、誤変換の数を数えるところから記事を作っています。感想や評判ではなく、検証日を明記した数字で比較することを編集方針にしています。

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機能・処理する場所・使える端末・無料で試す入口の説明は公式サイトで確かめた時点のもので、ツールの更新で変わることがあります。料金は申し込みの前に公式の最新の表示で確かめ、日本語の精度は同じ条件で測った数字が両社から出ていないため順位を付けていません。