朝の通勤電車で、その日の予定をスマートフォンに話してメモを残す。会社のデスクに着いたら、同じ感覚でWindowsパソコンでも続きを書きたくなります。ところが端末を移ったとたんに呼び出し方が分からなくなって、せっかく乗ってきた気持ちが途切れてしまうのは、もったいないですよね。あなたが使っている端末にどんな入口があるのか、入力のやり方はどこが違うのか。まずはそこから確認していきましょう。
Wispr FlowはWindowsのパソコンで使えます
Wispr Flow(ウィスパーフロー)は、Windowsパソコンで利用できます。公式に対応しているのはMac・Windows・iPhone・Androidの4種類で(Mac・Windows・iPhone・Android)、どの端末でも利用できる基本機能は共通です。
端末によって変わるのは、アプリを受け取る場所と、声を呼び出す動作だけです。パソコンは公式サイトから入手してキー操作で呼び出し、スマートフォンはアプリストアからインストールして文字入力画面から呼び出します。
無料で話せる語数の範囲は端末によって変わらないので、まず1台で試してから台数を増やせます。
Windowsでの設定手順をすぐに見たいときはWindowsにWispr Flowを入れて話すまで、ほかの端末との違いを知りたいときはMacとiPhoneとAndroidの入口の違いから、あなたに関係する部分だけを確認できます。
下の一覧では、各音声入力ツールがどの端末に対応しているかをまとめています。候補の並び順は、ページを表示した時点で決定されます。
端末ごとに入れる場所と呼び出し方が違うのはなぜ?
Wispr Flowは端末ごとに専用アプリが用意されているため、文字が入力される場所とアプリを呼び出す操作だけが端末によって異なります。
あなたがどのアプリの入力欄でも声を使えるように、アプリは文字を入れる場所に合わせて待機しています。パソコンならショートカットキー、スマートフォンなら画面に表示されるボタンが、待機中のアプリを呼び出す合図です。
使える機能が同じでも、手が覚える動作は端末ごとに分かれます。端末の性能差ではなく、アプリの提供形態や呼び出し方の違いが、そのまま操作感の違いにつながるからです。
アカウントは端末ごとに作り直す必要はなく、同じアカウントでサインインして使えます。ただ、「辞書」に登録した社名や人名が端末をまたいで揃うかどうかは、公式の説明を確認できていません。
対応言語は端末によって変わりません。公式は 100+言語 で使えると説明しています。日本語の指定や切り替えの手順は、日本語の設定と辞書の登録にまとめています。
音声をどこで文字に変換しているのかは、公式サイトに明記されていません。社内で利用する前に確認しておきたいデータの保管ルールは、音声データの扱いと運営会社で整理しています。
WindowsにWispr Flowを入れて話すまで
Windowsは公式サイトでアプリを受け取り、サインインと許可を通せば、開いているアプリの入力欄にそのまま文字が入ります。
まず受け取る場所を間違えないこと、次にサインイン、最後に許可。詰まるとしたら、このどこかです。画面ごとの設定の中身と日本語の指定は、日本語の設定と辞書の登録にまとめています。
正規のWindows版は検索結果でなく公式サイトから受け取る
入れる場所を探すときは、検索して最初に出てきたページをそのまま開いてしまいがちです。Windows版は、公式サイト(https://wisprflow.ai)からダウンロードしてください。
検索結果に出てくる外部のダウンロード配布サイトやアプリ紹介ページは、正規の配布場所ではありません。正規の配布かどうかは、開発元の名前(Wispr AI, Inc.)が記載されているかで見分けられます。
Microsoft Storeにもアプリのページがありますが、正規の配布先として案内されているかは確認できていません。迷ったときは公式サイトを開き、そこからダウンロードしてください。
同じアカウントでサインインして入力欄のキーで呼び出す
インストール後は、同じアカウントでサインインして使います。スマートフォンで先に使っていた場合は、そのアカウントのままサインインできます。
呼び出すときは、文字を入力したい場所をクリックしてから、ショートカットキーを押します。初期設定のキーの組み合わせは公式の記載が確認できていないため、インストール直後に表示される画面の案内で確認してください。
無料のまま試せるので、有料プランを決める前に、普段書いている返信を1本そのまま話してみると感触がつかめます。
文字にならないときは「マイクと画面の読み取り」を許可する
声が文字にならない原因の多くは、権限が許可されていないことです。インストール直後に画面へ表示される許可は、その場ですべて通しておきましょう。
あわせて、Windowsの設定で、マイクを使えるアプリの並びにWispr Flowが入っているか、会議で使っているマイクが選ばれているかも見ます。許可を後から設定し直したときは、アプリを再起動してから入力欄で試してみてください。
以前、社給のWindowsノートPCに導入した際、打ち合わせのメモを早く声で残したくて許可画面を飛ばしてしまったことがあります。その結果、入力欄に何も表示されず、アプリの不具合を疑って設定画面を行ったり来たりと無駄な時間を使ってしまいました。
いまはインストール直後にすべての許可を通しきり、入力欄で一度声を出して文字の出方を確かめてから使い始めるようにしています。最初の許可とテスト入力だけで、つまずく場面はぐっと減ります。
会社のパソコンで止まったときは総務やシステムの担当に出す
会社から貸し出されたパソコンでは、管理設定によってアプリのインストール自体が制限されていることがあります。仕事で導入の相談を受けるときも、使い勝手より先に「音声がどこへ送られるのか」を聞かれる場面がほとんどです。
たとえば、インストールの途中で管理者の確認を求める画面が表示され、先へ進めなくなるケースです。その場で無理に進めようとせず、どのようなアプリで音声データがどこへ送信されるのかを、事前に総務やシステムの担当者へ申請しましょう。
申請に記載する保管の決まりは音声データの扱いと運営会社にあります。あなたが審査を待つあいだに済ませたい作業なら、Windowsに最初から入っている音声入力で間に合うこともあります。
無料で試せる範囲はカード登録なしで週ごとの語数まで使える
利用する端末に関わらず無料で試すことができ、クレジットカードを登録しなくても週ごとの規定語数まで利用できます(Free($0/月): 任意アプリでの音声入力、100+言語対応、Mac/Windows/iOS/Android対応、辞書・スニペット機能、Notetaker機能は制限付き利用、Claude/ChatGPT連携。週2,000語まで、クレジットカード登録不要)。
期限で終了する一時的なお試しではなく、無料のまま使い続けられるプランだと公式に説明されています(有料プランの期限付き無料トライアルはなし。無料プラン(週2,000語、クレカ不要)自体が期間制限のない形で提供されている)。
有料プランは Free/Pro/Growth/Enterprise のラインナップで、月払いか年払いかによって1か月あたりの料金が変わります(Pro $12/ユーザー/月(年払い時の月額表示。月払いは$15/ユーザー/月で20%オフ)/Growth $18/ユーザー/月(年払い、月払いは$23/ユーザー/月))。
買い切りの用意は 提供なし(サブスクリプション制のみ) なので、使い続けるかぎり支払いは毎月か毎年のどちらかです。学生や教職員であれば、申請することで割引を受けられます(Proが50%オフ(教育メールで認証)。非営利団体向け割引も別途あり)。
解約手続きは、アプリ内の請求画面から進められます(Flow Desktop Appの『Plan & Billing』からサブスクリプション管理。契約期間の縛りはなく、いつでも解約可能)。
支払いに使える手段、書類の発行、年の途中でやめたときの返金の扱いは、いずれも公式サイトに記載が見当たりません。あなたが経費で精算する場合は、請求の通貨や書類の発行方法があらかじめ確認できていないと、社内手続きで止まってしまいます。
実は、ここでつまずくと社内の申請ごと差し戻されます。利用登録を行う前に https://wisprflow.ai の窓口へ問い合わせて確かめておくのがおすすめです。
各プランの詳しい比較や解約の条件は、料金プランと解約の条件にまとめています。
スマホやMac版もアカウント共通で呼び出し方だけが変わる
パソコンは公式サイト、スマートフォンはそれぞれのアプリストアが入口です。
2台目以降の端末でも同じアカウントでサインインすれば、設定を一からやり直す必要はありません。端末によって変わるのは、音声で呼び出すときの操作だけです。端末ごとに使える機能が揃っているかは公式の説明に記載がないため、インストール後にあなたの画面で開いて確認してみてください。
Macは公式サイトのダウンロードから
Mac版もWindows版と同じく、公式サイト(https://wisprflow.ai)から入手します。
インストール後にまずやることは次の3つです。
- マイクと画面の読み取りを許可する
- 呼び出しキーを押しやすい組み合わせに変更する
- 普段一番よく書いている日本語の文章をそのまま話してみる
実際に話してみると、修正の手間がどれだけ残るかがその場で分かります。あなたが他の候補と見比べたいなら、Macで使える音声入力を参考にしてください。
iPhoneはApp Storeのアプリを入口にする
iPhone版を利用するには、まずApp Storeでアプリを入手します。
App Store上の表示名には音声「キーボード」アプリであることが含まれているため、アプリ名だけで検索すると似た名前の別アプリも見つかります。開発元が Wispr AI, Inc. になっているか確認し、正規のアプリを見分けてください。
インストール後の初期設定は、画面の案内に沿って進めるだけで完了します。呼び出しは、キーを押すパソコンと違って、文字を入れる画面から行います。パソコンで覚えた手の動きがそのままでは通じない場面なので、まずはパソコンで試してからスマートフォンへ広げてみてくださいね。
AndroidはGoogle Playから入れる
Android版はGoogle Playのアプリが入口で、公式が案内している対応端末にもAndroidが含まれています(Mac・Windows・iPhone・Android)。
入れた直後に確かめたいのは、文字を入れる画面からアプリを呼び出せるか、声を拾うマイクの許可が通っているか、書いた文章を仕事で使う置き場へそのまま送れるかです。
iPhone版との機能の差は公式の説明が見当たりません。使いたい機能が揃っているかどうかは、アプリストアの説明と自分の画面で順に開いて確かめます。
端末と無料の語数で音声入力を見比べる
見る順は、自分が使う端末に入口があるか、無料のままどこまで話せるか、音声の行き先が公表されているか、の順が迷いません。
この順で絞り込むと、端末の条件に合わない候補を先に除外できます。残った候補だけを料金で比べればよくなるので、読み比べる相手は数えるほどになります。
おすすめ上位3件
日本語精度と料金のバランスが良い3ツールを厳選して紹介します。
全ツールの詳細比較
料金だけでなく対応OSや処理方式も確認して、自分の使い方に合ったツールを選びましょう。
| ツール | 使える端末 | 無料で話せる範囲 | 音声の扱いの公表 |
|---|---|---|---|
| Aqua Voice無料で試す | Mac・Windows・iPhone・Android | Starter(無料): 1,000語まで無料(Avalon文字起こしモデル利用可) | クラウド処理 |
| Typeless無料で試す | macOS・Windows・iOS・Android | Free: 週8,000語まで(Standard accuracy、混雑時はStandardアクセス) | クラウド処理 |
| Superwhisper公式サイトを見る | macOS・Windows・iOS・Android | 無料プランあり。オフラインWhisperモデルは無制限利用可、カスタム語彙・置換機能あり。Pro機能は3,000語まで無料お試し後、無料プラン機能は永続利用可 | ローカル処理とクラウド処理を選べる |
| VoiceOS公式サイトを見る | Mac・Windows | 新規登録では選べない(新規は7日間Proトライアルから開始し、解約後の降格先が無料枠)。無料枠の内容: Dictation 100セッション/週、Agent Mode 25セッション/週(毎週月曜リセット) | — |
| Wispr Flow公式サイトを見る | Mac・Windows・iPhone・Android | Free($0/月): 任意アプリでの音声入力、100+言語対応、Mac/Windows/iOS/Android対応、辞書・スニペット機能、Notetaker機能は制限付き利用、Claude/ChatGPT連携。週2,000語まで、クレジットカード登録不要 | — |
ツール選びのポイント
日本語精度・料金・対応OSに加えて、無料プランで試せる範囲も確認してから選びましょう。
- Wispr Flowの機能や特徴を詳しく知ってから決めたいなら、Wispr Flowの全体像をご覧ください。
- 支払い方法やプランを比較して確認したいなら、料金プランと解約の条件をご覧ください。
電車移動とデスク作業の両方で文章を書く人に向く使い方
会社のパソコンで返信を書き、移動中はスマートフォンで書き足す使い方に合います。
判断の手がかりは、その日いちばん長く文章を書いた場所がパソコンの前だったか、電車の中だったかという振り返りです。電車の中で書く時間のほうが長かったなら、端末を増やす手間以上に、声で話して下書きを作る速さのメリットを得られます。
一方、次のような状況には合いません。
- 声を出せない場所でばかり書く
- 端末が1台だけで持ち歩かない
- 管理設定でアプリを入れられないパソコンしかない
以前、会社のパソコンで使い慣れたあと、移動中も同じ勢いで書き足したくてスマートフォンに話しかけたことがあります。パソコンでキーを押す癖のまま画面に向かって話してしまい、文字が入らず何度も言い直しました。台数を増やす前に、まず1台で呼び出す動作を身につけるほうが早く済みます。
編集部の見立てはこうです。整えてから文章を受け取りたいならWispr Flow、口にした言い回しを崩さず書き留めたいなら、編集部がふだん開いているAqua Voice(アクアボイス)が向きます。
Windowsに入れる前に知っておくべき版や入口の疑問とは?
Windowsに入れる手前で残りやすいのは、動く版と入口、そして台数の数え方です。これらはインストール後に気づくと、再インストールや社内申請のやり直しが発生してしまいます。
公式に明記されている内容はそのまま答え、記載がない内容には確認方法を添えて説明します。ここで生じる疑問の多くは、公式サイトの配布ページと、あなたが使っている社内端末の設定という2か所を確認すれば解決します。
Windows 10のパソコンでも動きますか
動作するWindowsのバージョンは確認できていません。公式サイトでは対応端末にWindowsが挙げられているものの、バージョンの下限についての記載は見当たらないためです。公式サイトの配布の入口で動作の条件を見てから入れると、入れ直しを避けられます。会社のパソコンなら、あなたが使っているバージョンを管理担当者に確認するのが一番早く済みます。
Microsoft Storeから入れてもよいですか
検索するとMicrosoft Storeにアプリのページが表示されますが、公式サイトで正式な入手先として案内されているかは確認できていません。迷ったときは公式サイトの配布ページから入手し、開発元の名前を確認しておくと安心です。そうすれば、アップデートの際も迷わず同じ場所から入手できます。
iPhoneとAndroidで入れ方は違いますか
端末によってアプリの入手先が異なります。iPhoneはApp Store、AndroidはGoogle Playからインストールし、どちらも同じアカウントでサインインして使います。インストール後の呼び出し方はパソコンと異なるため、MacとiPhoneとAndroidの入口の違いであなたの端末の項目を確認しておくと、最初の1回でつまずきません。
「Wispr Flow」は1つの契約で何台まで使えますか
同時に使える端末の台数は確認できていません。有料プランはユーザーごとの契約として案内されているものの、台数の上限についての記載は見当たらないためです。パソコンとスマートフォンの両方で使うつもりなら、無料の範囲で両方に入れて使い心地を確かめてから決めるのがおすすめです。
公式サイトからWindows版を入れて許可を通して始めよう
公式から提供されているのは、Mac・Windows・iPhone・Androidの4つです。Windowsは公式サイトから入手し、サインインと権限の許可を済ませれば、すぐに話し始められます。
Mac・iPhone・Androidで異なるのは起動方法や呼び出す操作だけで、設定を一からやり直す必要はありません。無料で話せる語数の範囲は端末で変わらないため、台数を決める前に1台で試せます。
週ごとの語数が残っているうちに、いつも書いている日本語を一度そのまま話してみてください。キーボードで打つ速さと比べてどう感じるか、その場ですぐに分かります。
Windowsのパソコンにも入口がある音声入力
初めてでも選びやすいように
音声入力ラボ編集部おすすめ!
選ぶ理由
初回特典
音声入力ラボ限定🎉
\Proプランが初月無料/
- クレジットカード登録不要
※新規登録の方が対象です。Pro月額プラン(通常$10/月)の初月分が$10オフになります。
1分で開始・クレカ不要
使い始めるまでの流れ
公式サイトで無料プランに登録するマイクの設定を済ませる実際に話して試す
※本記事はプロモーションを含みます。料金・特典は公式サイトの最新表示を確認してください。



